高級台湾烏龍茶専門店、聞香堂(もんかどう)のブログへようこそ!
スタッフのヨコです。
2018年春茶仕入れの旅の様子をお伝えするブログ第7回です。
前回は阿里山森林鉄道に乗り台湾烏龍茶の有名な産地のひとつ、阿里山を
登ったときの様子をお伝えしました。
今回も引き続き阿里山、そして麓の町である嘉義についてお伝えします!
タクシードライバーの呂さんに紹介していただいたお茶屋さんを後にし、
2017年もお世話になったお茶農家「御統茗園(ヨントンガーデン)」さんへ。
荘さんご一家が出迎えて下さいました。
この年は、大学の夏休みで娘さんも帰省されていました。
すぐ隣の茶畑で育った茶葉で作られた烏龍茶や紅茶を試飲させてもらいます。
試飲して驚いたのが、烏龍茶の茶葉から作られた紅茶。
ほんのり甘いのですが砂糖が入っているわけではありません。
烏龍茶のほのかに残る味わいは、完全発酵の紅茶では紅茶だとより一層引き立って
いました。
お茶菓子を頂きながら試飲していると、部屋の中に白い霧が!(・д・!)
標高が高い地区なので雲が山にぶつかっているんです。
外に出てみると、数メートル先が見えないくらい真っ白!
こうして雲がかかり日差しが和らぐことで標高が高い場所で育つ茶葉は成長スピードが
緩やかになります。
そのため、葉が肉厚で美味しい茶葉が生産されるそうです。
実際に茶畑に雲がかかる様子は壮観で、ここで見た景色がこの年の旅の中で最も
印象深かったです。
御統茗園は製茶所も併設されており、この年の春茶の製茶は既に終わっていてたため
日光萎凋するためのスペースや焙煎所などを案内してもらいました。
壮さんの茶園で製造している茶葉は、「青香(せいか)」 として販売しています。
サイトをチェックしてみてくださいね。
荘さん、ありがとうございました!
さて、この後は阿里山国家風景区内のホテルへ。
たっぷり夕食を食べて、翌朝のために早めに就寝しました。
翌朝なにがあるのかというと。。。
阿里山国家風景区には、有名なご来光を見ることが出来る祝山というスポットが
あります。
阿里山車站から鉄道に乗り祝山へ行くのですが、当然ながら日が出る前なので
出発時間は4:20。めちゃくちゃ早い(´;ω;`)
初の海外で買い付け旅も折り返し地点、疲れがピークに来ていた私は起きることが
出来ず。。。
今回はスタッフのスエさんがひとり祝山へ向かいました。
スエさんが撮影してきた写真を御覧ください。
今日も呂さんに迎えに来てもらい、昨日荘さんに教えてもらった料理屋さんで
ランチタイム。
ここではお茶の実のオイルを使った料理が食べられるのですが、素揚げした
チキンが絶品です。
おなか一杯になったところで阿里山を下り、麓の町嘉義へ。
この日のホテルは呂さんが紹介してくださった「オレンジホテル」。
チェックインすると部屋をランクアップしてくださり、
豪華なお部屋に泊まることが出来ました!一同テンションが上がります。
夜ご飯は嘉義の街中に繰り出し、呂さんにお勧めしてもらった魚介スープの美味しい
お店と
スエさんの希望で牛排(ビーフステーキ)を食べに行きました。
そして、そのあとは嘉義の夜市へ。
広さはそんなに大きくはありませんが、美味しそうなものは沢山。
ここで念願の豆花を食べることが出来きたので、個人的には大満足でした!
さて、次回は嘉義後編!
そしてこの旅の最後の都市、台北へ向かいます。
お楽しみに!