聞香堂アウトドア担当のこじです。
そろそろ台湾買い付けの旅も終盤、今回は阿里山で僕たちが見てきた景色と香りを
お伝えできたらと思います。
まずは僕も知らなかった阿里山についてご紹介します。
南台湾の嘉義県に位置する阿里山は、山の名前ではなく、いくつかの山一帯のことを
指して阿里山と呼びます。
「鉄道、森林、雲海、日の出、夕霞」という五大奇観で有名で、世界三大登山鉄道にも
数えられる「阿里山森林鉄道」は日本統治時代の1899年にヒノキ材を運搬する目的で
建設されたそうです。
なんと、東京の明治神宮の大鳥居はタイワンヒノキが使われているそうですよ!
お茶の仕入れで訪れた阿里山ですが、タイワンヒノキで台湾に親しみがわき、ご来光や
巨木群にお茶屋さんと魅力に溢れる場所で次回もまた訪れたい場所の一つになりました。
では、次に阿里山(祝山)のご来光の様子をご紹介します。
仕入れの旅では、毎回訪れる阿里山ですが、まだご来光を見ていないメンバーでご来光を目指します。
朝4時前後の電車に乗るため、混雑状況によっては前日にチケットは手配しておく方がよいそうです。
僕たちは混んではいない時期だったのか、当日の朝無事にチケットをゲットし朝4時20分の
電車で山頂を目指します。
去年ほどではなかったようですが、駅はやはり4時でも人が並んでいました。
そして始発の電車で山頂を目指します(海抜2451m)
まだ暗い電車の中での満員電車は不思議な感覚です。
山頂の駅を降りた場所でもご来光はみれますが、事前に聞いていた「小笠原展望台」へ向かいます。
標高が高いせいか、息も切れます。。
小笠原展望台はウッドデッキになっていて、おすすめです!!
阿里山でのご来光は、雲海が見れることで有名ですが晴れ男効果が効きすぎて御覧の通り快晴ですw
ですがこれはこれで遠くの山まで見ることができる貴重な日のようです!!
皆さんもぜひ、阿里山へ行く際は朝早く起きて、ご来光を見に行ってみてください。
さて、阿里山にはご来光の帰りにも、見どころがあるんです。
それが、巨木群散歩です。
山頂の駅から再度電車で下り、沼平駅で途中下車します。
ここからご来光、お茶の産地という阿里山のイメージを超える巨木群の散歩コースがあるんです。
ここでびっくりしたのは、電車から降りる人の人数です。
数十人は降り、巨木群の方へ向かうんです。。。
人混みが好きな人はいないと思いますが、例外なく好きではない僕のテンションも下がります!
と思いきや、巨木群の散歩コース手前にあるホテルへ全員チェックインw
コントのようでしたw
僕のテンションも上がります。
そして、入口に入った瞬間からジブリ、熊野古道を思わせる雰囲気で個人的には
半日かけて散歩したいです。
巨木群の様子を写真でも少しご紹介します。
ここも阿里山を訪れた際には、是非行ってみてほしいポイントです!
さて、朝4時に出発し、ホテルに戻ったのが8時半で
ここから今日は阿里山のお茶屋さんへ向かいます!
今年で3年目の荘さんのところです!
まず目に飛び込んでくるのは、その環境!
2000m級の山にある茶園は雲のすぐそば、時には雲がかかるほどの場所です。
青い空がすぐ近く、白い入道雲、お茶の葉、インスタ映え間違いないところなんです。
お茶の葉が奇麗に整えられ、ゴミひとつない茶園は見た目よりも斜面が
きつく登るだけで息が切れるぐらいです。
こういう環境が阿里山というお茶の産地を有名にし、美味しいお茶を育てるのだなと
理解できたことは今回の旅の中でも大きな収穫の一つです。
またここで頂いた手作り餃子ときれいにカットされたパイナップルの美味しさ、
この方たちが手掛けたお茶なら間違いないこと、こういったところからも感じて頂ける
のではないでしょうか。
いくつかのお茶の試飲させて頂き、僕たちのお気に入りとなった二つを仕入れることができました。
こちらはマルシェなどで試飲も可能ですので、是非遊びに来てください。
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