聞香堂(もんかどう)の台湾ブログへようこそ!
カメラマンのスエです。
今回はオイラが主役だよ!
台湾語も英語も出来ないオイラが、台中から一人で九份(じぅふぇん※)へ撮影に
行くことになったんだけど、二人とも「え?ひとりで大丈夫なの?」と、まるで
はじめて一人でおつかいに送り出す親のような超不安そうな顔をするわけ。
たしかにWi-Fi借りてないから連絡取れないし、地図も乗り換えも分からない。
気が付いたんだけどこれ、はじめてのおつかいだよね(笑)
って事で、はじめてのおつかい「九份に行く」始まり~。
出発の朝。
オイラは撮影に必要な最小限の荷物を持って超不安そうな二人に見送られながら
台中のレパーカーホテルをタクシーで後にしたよね。
(本当に不安なのはオイラだよ!と思いながら。)
台中から九份に行く方法は幾つかあるようなんだけど、オイラは心配だから出来る
だけ「早くて安くて迷子になりにくいルート」を調べたから行ってみたい人はぜひ
参考にしてみてよ!
台 中
↓
(新幹線)
↓
台 北
↓
(地下鉄)
↓
忠孝復興(ちょんしゃおふーしん)駅
↓
(バス)
↓
九份老街(じぅふぇんらおじぇ)
「新幹線⇒地下鉄⇒バス」っていう電車の乗り換えもないし、これで迷子になる
ほうが難しいぐらいシンプルなルート!
タクシーを降りてさっそく高鐵台中駅からHSR(新幹線)で台北へ。
台北には1時間ぐらいで着いたよ。
ここからは地下鉄MRTの南港線に乗って3駅で忠孝復興駅。
しかーし!さっそく地下鉄の切符の買い方が分からないよ!
「ヤベーどうしよ~」ってオロオロしてたら、親切なおばちゃんが登場!
親切な台湾人のおばちゃんに、メモ(二人に言われて書いておいた駅の名前
と目的地)を見せると、言葉は分からなかったけど買い方を教えてくれたよ!
マジで神ってた!ありがとうおばちゃん!
こんなの日本では見ない切符だよね!
なんかスゴくない?
おかげで無事に改札も通って迷うこともなく忠孝復興駅へ到着。
しかーし!こんどは忠孝復興駅を出てからのバス停が分からないよ。
とりあえず、その辺にいた白タクの運転手っぽいおっさんに聞いてみる。
で、聞いた通りに行くも全くバス停が見つからない(困)
「くそー!騙されたぁ(怒)」と来た道を急いで駅に戻ったよね。
どうやら中華系の文化?で「聞かれたら知らなくても教えてあげるのが親切」
みたいな考え方があるみたいでさ。
教えてくれる人も悪気がないから本当に嘘ついてるか分かんないよ(困)
駅前で今度は「九份(きゅうふん)で~」とか言ってる日本人を見つけたから、
うしろからついて行って無事にバス停へ到着!
九份(じぅふぇん)まではバスで1時間半くらい乗ったかな。
目的地のバス停は「九份老街(じぅふぇんらおじぇ)」とそのままな感じで
これも不安なオイラには分かり易くてうれしかった!
「九份老街」のバス停では一斉に人が降りたから乗り過ごさないでイイ感じ。
で、バスを降りて少し登った展望から見渡すとこれまたイイ感じ。
九份老街は入り口からヘンな日本語があって妙な親近感あるよね。
セブンイレブンの角から九份の入り口を入ると基山街(ジシャンストリート)。
ジシャンガイとも呼ばれてるこの通り沿いには面白そうなお店がいっぱい!
あ、九份て雨が多いらしいから行く人は傘必須だよ~。
まず最初の目的地は、一番古くて有名な茶芸館「九份茶坊」さん。
(どうでもいいことだけど茶「坊」で茶「房」じゃないんだね~)
店内に入ると、鼻腔をくすぐる焙煎されたお茶の香り!イイ匂い!
ここは100年以上の歴史ある建物を、台湾の芸術家さんがリノベーションして
ギャラリー兼、茶芸館として生き返らせたらしく、すげーアーティスティック!
ついつい触発されて撮り過ぎちゃったから多すぎて載せきれない(笑)
どこもイイ感じだよね~。
せっかく茶芸館に来たんで一番人気のある台湾烏龍茶のセットを注文。
熱いお茶を何杯も飲みながら炎天下のテラスで汗だくで撮影してたら、台湾人の
カワイイ店員さんに「暑くないんですかぁ?」と聞かれてたからカッコつけて
「大丈夫でーす♪」って笑って返したけど本当はマジで死ぬかと思った!!
夢中んなって撮ってたから、後で撮影データを見ると300枚以上も撮ってた!
さすがに全部は載せきれないけど、どれも絵になる店内だったよね。
気が付いたら日の落ちる時刻になってたんで急いで夕焼けの撮影ポイントへ。
この後「千と千尋の神隠し」で湯ばーばの油屋のモデルだってウワサがある
「阿妹茶楼(あーめいちゃろう)」へ。
(あめちゃや、あめおちゃ、阿妹茶酒館とか呼ばれてるらしいよ)
陽が落ちるとともに途中の細道も独特のイイ感じ。
阿妹茶楼に着くとこんな看板があったよね。
ここでもハマって結構な枚数を夢中で撮ってたわけ。
でもさ「やべ!もうすぐ帰りのバスの時間だ!」ってなってさ、急いで機材を
片づけて帰りのバスへダッシュしたよね。
もう帰りは台北まで逆に行くだけだったから簡単だったよ!
それにしても、台北で落ち合うはずのアンドリューとユタカは連絡とれないし、
腹減ったからって二人でご飯食べに出かけてたらしいけど、あんなに心配してた
割にひどくない?(TT)
移動が分かんなくてキツかったけど、九份はイイ感じで楽しかった!\( ‘ω’)/
オイラのはじめてのおつかい「九份に行く」これにて終劇~。
最後まで読んでくれてありがとう。
次回はみんなで、陶器の町「鶯歌(インガー)」に行くお話だよ!
いよいよ台湾滞在も残すところあと少し。
次回も楽しみにしててね~。
※他に「カウフン、ジュウフン、ジウフェン、チゥフェン」等とも表記される。