台湾烏龍茶仕入れ旅2019 その4 ~高雄編(1) 南台湾最大の都市、高雄へ~

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新人スタッフのさわこです。

2019年の現地仕入れ旅の模様を台湾の魅力と共にお伝えするシリーズ。
今回から、聞香堂初上陸の地、高雄(カオシォン)での日程を3回に分けてお送りいたします!

仕入れメンバーの間でも行ってよかったと特に好評の高雄。
一体何が私たちを惹き付けたのでしょうか?

それでは高雄編の第1回目、仕入旅4日目の本日は
台中(タァィヂォン)から嘉義(ジアイー)を経由し高雄へ向かいます!


© OpenStreetMap contributors

昨日に続き台中の朝市でフルーツや“韮菜水煎包”を朝食に腹ごしらえし、出発です。
韮菜水煎包(韮菜=ジォゥツァイ=ニラ、水煎包=スェイジェンバオ=中華まん)は写真左上。
具たっぷりで春雨と中央には辛いソースも入っていました。

ドリアンがクセになってきた一行・・・

この日も車で台湾を縦断します。

台中から1時間30分程で、中継地点の嘉義駅に到着しました。

台湾を代表するお茶の産地もある阿里山地区の玄関口。
こちらで、後日乗車する阿里山森林鉄道の切符を予め発券しておきます。

お昼時ですので、ここでランチタイム!
嘉義へ来たなら、やっぱり鶏肉飯(ジーローファン)!!
観光案内のおちゃめなお姉さんオススメの、噴水鶏肉飯さん本店へ。

鶏肉飯発祥という、有名店です。


早速注文し、出てきたのがこちら。

左の身が大きめのが七面鳥のモモ肉の雞片飯(ジーピェンファン)、
右の細切れのが胸肉の雞絲飯(ジースーファン)。
後者が一般的に鶏肉飯の名で知られるものです。

柔らかい鶏肉&甘口タレと白米の黄金の組み合わせ・・・!
それでいて口当たりはさっぱりという、名物になるのも納得の一品です。

こちらは蒜泥鮮蚵(スァンニーシェングァ)。にんにくソースのかかった牡蠣の料理です。
ボス、1日目も牡蠣を食べていましたよね。

スープなども頂き満腹になったところで、移動再開。
道中スコールに見舞われながら、更に車で1時間30分ほど南下し、、
高雄市の中心地へ到着しました!


© OpenStreetMap contributors

~ここで高雄市についての基本情報~
面積は台湾一。人口は第三位の主要都市の一つです。
桃園国際空港に次いで大きな高雄国際空港、
台湾最大でアジアの中でも大規模なコンテナ港の高雄港を擁します。
夏は平均32度、冬でも18度という一年を通して温暖な気候。
南国の日差しが降り注ぎます。
都市部の近代建築と郊外の豊かな自然、海鮮物とフルーツなど、
多様な面を持つとっても魅力的な地域です。

車での移動中、街中は公園や高層ビルが印象的で、
“KUBIC”という、カラフルなコンテナが並ぶオシャレな広場もありました。

高雄での宿泊は、民泊のマンションをお借りしました。

なんとこの時のホストの方が、聞香堂が台湾烏龍茶専門店と知り、
ご友人の取り扱う大禹嶺(ダイウーリン)のお茶をお持ちくださいました!
帰国後にスタッフ一同で美味しく頂きました。ありがとうございました♪

聞香堂では、大禹嶺高山茶は爽香(さやか)として
今回の旅で仕入れた2019年茶を好評販売中です♥

荷物を置いて一休みし、高雄でのグルメを求めて夜市へ。
本日は、高雄最大の夜市、六合夜市(リウフーイエシー)に来ました!

メインの通りに、屋台がズラリ!
道の中央にはテーブルが設置されています。

観光客向けで有名なこともあり、お店の人は良くも悪くも観光客慣れしてる人が多いそう。
適度な人混みで、比較的清潔感も感じられて歩きやすい印象でした。

店頭に並ぶシーフードが目を引きます。

野菜も置いてあり、選んで店内で調理してもらうスタイルです。
手前のカニがすごい迫力でした・・・


ビールにも合うんだろうな~

フルーツや肉料理、衣類、マッサージ、お土産屋など、
様々なジャンルのお店が揃っています。

こちらは屋台料理の大腸包小腸(=ダーツァンバオシャオツァン)。
大腸(もち米の腸詰め)で小腸(台湾ソーセージ)を包んだものです。

盛奕(Sheng Yi)さんにて、
トッピングはお任せでキュウリやニンニク、甜薑片(=sweet ginger slice)を入れ、
グループで食べるのでと、小分けにして貰いました。

気さくなお兄さんが笑顔で作ってくれました。
日本人としてはこういうのも嬉しいですよね。

味は、洋風のホットドッグというよりは
内外どちらの腸にも五香粉が効いてとってもタイワニーズ!
キュウリの酸味がアクセントになっていました。
お好きな方にオススメです!

本日はステキなリビングがありますので、各自で買ったものを持ち寄って夕食です。

テーブルに所狭しと並ぶ料理!
美味しい食べ物ハンターの聞香堂スタッフ達、どんなものを買ってきたのでしょうか・・・?

空芯菜と龍鬚菜の炒め物、葱油餅(ツォンヨゥピン)、胡椒餅(フージャオビン)に、
炒飯、水餃子やから揚げ・・・台湾ビールと頂きます!

こちらの地瓜球(ディーグァーチィゥ)はさつまいもボール。もちもちの揚げ菓子です。

台湾ではもちもち食感のことを俗語で“QQ”と表すそうです。
お店の名前や食品のパッケージにもよく使われています。QQの代表はやはりタピオカ!
独自の表現まで生まれてしまうとは、肉まんや水餃子、タロイモ団子などのスイーツと、
QQ好きには台湾食、妙に共感を覚えます♪

これらに加え、鴨舌(ヤーシャー)=アヒルの舌や、蛙の炒め物など、
日本では普段お目にかからないような食材にもチャレンジしました。
記事の最後に写真を載せているので、興味のある方は見てみてくださいね。

〆のマンゴー&パイナップル!完熟です♥

朝市から夜市まで、台湾グルメを堪能している様子が伝わりましたでしょうか?
次回は、高雄編2回目。丸一日を高雄で過ごします!
仕入れメンバー大満足の朝食とは・・・!?
ご期待ください。

今回登場した台湾に関する名称 ※地域などによって異なる場合があります
高雄(カオシォン/たかお/Kaohsiung)
嘉義(ジアイー/かぎ/Chiayi)
台中(タァィヂォン/たいちゅう/Taichung)
六合夜市(リウフーイエシー/ろくごうよいち/Liuhe Night Market)
韮菜(ジォゥツァイ)
水煎包(スェイジェンバオ)
鶏肉飯(ジーローファン)
雞片飯(ジーピェンファン)
雞絲飯(ジースーファン)
蒜泥鮮蚵(スァンニーシェングァ)
大腸包小腸(ダーツァンバオシャオツァン)
空芯菜(クウシンツァイ)
龍鬚菜(ロンシーツァイ)
餃子(ジャオズ)
胡椒餅(フージャオビン)
地瓜球(ディーグァーチィゥ)
葱油餅(ツォンヨゥピン)
鴨舌(ヤーシャー)
QQ(キューキュー)


夜市でスタッフが買ってきた屋台料理をご紹介します。
※調理後の写真ですが、苦手な方はご注意ください。

鴨舌(ヤーシャー)=アヒルの舌。右側の、何か飛び出てる物です。
エイリアン級の見た目が衝撃すぎて食べるのに必死でした・・・!

蛙を使った炒め物。
味はよく言われる通り、鶏肉そのもの。

特攻隊長の豊さんが挑戦。
買ってきた店主アンドリュー本人もこの表情でした

烏龍茶仕入れの旅2018 その7 ~阿里山と嘉義~

台湾烏龍茶仕入れ旅2019 その5 ~高雄編(2) 絶品朝ご飯と世界に誇る美しい駅で高雄を満喫!~

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