高級台湾烏龍茶専門店、聞香堂(もんかどう)のブログへようこそ!
スタッフのヨコです。
2019年春茶仕入れの旅の様子をお伝えするブログ第3弾です。
第2弾では、南投のお茶屋さんで今年の春茶を選別する様子をお伝えしました。
そして、今回の舞台も引き続き『南投県』です。
今回は南投の観光地であり、紅茶の有名な産地でもある『日月潭(ユーリエタン)』
周辺へ訪問します!
が、その前に。
実は前回お茶屋さんへ行く前に、我々はあるものを食べていました。
それがこちら。
臭いフルーツといえば、フルーツの王様。
そう、ドリアンです。
出発の前、台中で散策して地元の朝市を見つけた店主 アンドリューが買ってきた
ものです。
日本では中々出回ってないので、台湾で人生で初めてドリアンを食べました。
匂いは強烈ですが、味はクリーミーで甘く美味しいです。
朝市には他にもいろいろなフルーツが売っているとのことで、3日目の朝は皆で
そちらの朝市へ訪れました。
南国らしい日本ではあまり見ないフルーツがあったり、値段も安いんです。
マンゴーは日本の価格で1個100円くらいで購入できるほど。
台北などの都市で買うと高いですが、台中あたりだとこうして安くて美味しい
フルーツが手に入ります。
朝市はフルーツだけでなくお肉や魚、練り物なども並んでました。
朝市を十分堪能したところで朝ごはん代わりにマンゴーやライチ・ドリアンを
買って、そろそろ南投へ。
今回の目的地、日月潭は台湾の中でも最も大きい湖と言われています。
台湾のちょうど中心部に位置し、台中からは車で1時間半ほどの距離。
今回は時間の関係で利用しませんでしたが、有名な観光地のため湖の周りを
周回できるレンタサイクルや対岸へ渡れる遊覧船も出ています。
散策中に立ち寄ったお茶屋さんで紅茶を試飲させてもらいます。
聞香堂で取り扱いはありませんが、台湾は烏龍茶だけでなく紅茶も美味しく、
特に日月潭は、紅茶の有名な産地なんです。
台湾の紅茶はざっくり分けると2つあり、烏龍茶の茶葉から作られているもの、
アッサム種から作られているものがあるそうです。
日月潭の紅茶はアッサム種だそうで、中でも「台茶18号 紅玉」が最高級なんだとか。
試飲ではこの「台茶18号 紅玉」と「台茶21号 紅韻」を試飲させていただきました。
お昼は美味しい木桶弁当があると聞き、
日月潭から少し離れた場所にある集集線の終着駅、『車埕駅』方面へ。
この辺りは昔、林業の基地だった場所で現在は檜造りの建物が再建され観光地と
なっています。
美味しいお昼ごはんは、こちらのお店「木茶房」。
色々種類があったのですが、やっぱりここまで来たなら木桶弁当を食べる以外の
選択肢はありません。
木桶弁当は、御飯の上にメインのおかずが乗せて木桶で出てくるのですが、
豚の角煮、チキン、魚、野菜ときのこなどバリエーションが様々。
迷った末、私は豚の角煮にしましたが野菜も美味しそうでした!
桶の中に紙皿がついていて桶が汚れないようになっており、桶は持ち帰ることが
出来ます。
この後は車埕駅周辺を散策し、スコールに見舞われたため帰路へつきました。
散策した時の様子を写真で少しお伝えします。
次回は聞香堂未踏の地、台湾の南側 高雄へ向かいます!
お楽しみに!