台湾烏龍茶仕入れ旅行記4 山の上のお茶問屋(前編)

このブログは聞香堂の台湾烏龍茶仕入れ旅行記のシリーズ第4回目です。

聞香堂スタッフのユタカです。

前回は逢甲夜市(ホンジャーよいち)の有名店「逢甲氷菓室」さんで大きな
マンゴーかき氷を食べたところまでご紹介しました。

今回は台中のすぐ南に隣り合う南投県の西の端にある南投市を目指します。

聞香堂の台湾烏龍茶は、南投の山の上にあるお茶問屋さんから仕入れています。

お茶の産地としても台湾でも有名な南投県。

さらに烏龍茶王国でもある台湾の中心。

南投県の位置。すぐ上が台中
(Wikipediaから画像引用)

地図で見ると台湾のど真ん中ですね。
結構広いし、台湾で唯一海に接しない内陸県なのです。

お茶の産地という事もありますが、自然と台湾中のお茶が南投県に集まり、
お茶問屋さんが集まるようになったそうです。

なかでも聞香堂が懇意にさせて頂いているお茶問屋さんは、店主の親族と浅からぬ
ご縁があり、信頼できるお取引をさせて頂いております。

そんなお茶問屋さんを目指して南投へ出発します。

。。。

さて、出発の朝。

携帯を鳴らすもアンドリューが起きない(;´・ω・)

まぁそのうち起きてくるだろうとカメラマンのスエさんと朝食へ。

朝ごはんはブッフェ形式。

肉まんだと思って取ったのが意外にも甘い餡でびっくり!

ブッフェには中華系のメニューとアメリカンブレックファーストが並んでいます。

寝ぼけた頭でコーヒーメーカーだとばかり思って注いだらお茶だった衝撃w

上のいつもコーヒー豆が入ってる部分に茶葉が入ってて二度見したけど、
朝から阿里山烏龍茶が好きなだけ飲めて贅沢だなーと感心しきり。

さて、朝食を終えるとちょうどアンドリューがブッフェに降りてきました。

じゃあ食べ終わったら急いで出発しよう!ということで、ホテルのフロントに
頼んでタクシーを呼んで待つこと約10分。。。

来てくれた運転手さんに目的地を伝えるも、聞いていた場所の呼び名がどうやら
地元の人たちの呼称らしく、中国語の地図を調べたり伝わるまで四苦八苦(;´・ω・)

結果的に運転手さんがほんの少し日本語が分かるので助かりました♪

台湾は親日家の方も多く、歴史的に日本語が分かる方が結構いらっしゃるので、
要所要所でかゆいところに手が届いたりするのが有難いです♪

前に出過ぎですみませんw

そうそう。台湾は道路が右側通行なのでハンドルも左なのです。
違和感ありますけどスエさんが運転しているわけじゃないんですよ?

ホテルを出て1時間ぐらいかな?
それでもタクシー代が1000元(約4000円)程度で済むという物価の違いに
驚きながら南投市のバスターミナルへ到着。

完全に南国のギラギラとした太陽!!

→家楽福って何かわかりますか?

家楽福は「カルフール」って読むんですね!
ご覧の通りバスターミナルも大きくて、カルフールに隣接していました。

電車の駅が無いエリアなのでバスターミナル周辺が商業中心地みたい。

中には広いフードコートもあり台中から1時間も南に下ったとは思えないほど。
そんな商業施設の中でお茶問屋の息子さんのお迎えが来るまでしばし休憩。

目をつむっている人がいますけどw

しばらくすると、お茶問屋の二代目が登場!

癒し体系にピカチューTシャツの二代目♪

特にオタクというわけでもなく、純粋に日本が好きな方なんです♪

ちなみに台湾ではNARUTOとか日本のアニメが大人気だそうです!
なので結構日本のアニメキャラクターTシャツを着ている若い人を見かけます。

二代目と話して、なるほど!と合点がいきました。

さて、バナナやパイナップルと茶畑の景色のなか、山道を車で登っていきます。
段々と雲が近くなってきました。

しばらくすると辺りはこんな景色。

道路の右側にはたくさんのお茶問屋が並びます

山頂付近のお茶問屋さんに到着!

老板娘とアンドリュー

老板娘(らおぱんにゃん=女主人のこと)とご家族が歓迎してくれました。

お茶問屋さんの中の様子。

重厚な削り出しの机といすが並んでいて、店内にはたくさんの賞状や証書の額が。

意外と座り心地のいいイス。

所狭しと飾られている額の数々。

二代目の資格認定証もたくさんありました。

やっぱりただのアニメ好きな人じゃないんだと再認識w(二代目ごめんなさい)

さて、老板娘と皆で席について、試飲に当たりどの産地のものから飲むか?、
どの種類から飲むか?発酵度は?焙煎は?などなど。。。

ある程度方向性を説明し、新しい香りを探して試飲スタートです!

蓋碗で淹れた時の茶葉のようす。

老板娘がふたつきのお椀「蓋椀(がいわん)」でお茶を淹(い)れてくれます。

常に沸騰させたお湯を使い、連続で淹れるので茶器もすごい熱さになりますが
素手でスイスイ淹れてくれます。
大丈夫なのかとこちらが心配になるほど!

今回は基本的に春茶(春に摘んだ茶葉)から新しい香りを探しました。

春茶は冬茶より少しスッキリとしている印象です。

午前中試飲した銘柄は順に、凍頂(とうちょう)、金宣茶(きんせんちゃ)、
阿里山(ありさん)、梨山(りさん)、大兎嶺(だいうりょう)、それぞれの
発酵度の違うものを1銘柄最低3煎以上試しました。

いつになく真剣な表情。

一つずつ飲んだ後、飲み比べのために改めて淹れて頂きました。

左から、金宣茶の軽発酵と重発酵、凍頂烏龍茶の中発酵。

凍頂烏龍茶(中発酵)の茶葉とその水色。

発酵度が軽いと淹れた時の色が薄くスッキリとした飲み口になり、発酵度が
増してくると色と渋みが増してきます。

最初は「あー!いい香り!美味しい!」って楽しいだけだったんですが、銘柄を
いくつかクリアしてくると、その利尿効果から、だんだんとお手洗いへ行く数が
増えますw

お昼もだいぶ回ったころ、さすがにお茶酔いで段々手先が痺れてきたので、
一旦休憩。

近くに道教の寺院があるから行ってみれば?という老板娘からのおススメに従い
寺院を目指してテクテクとお散歩をすることに。

二代目に案内してもらってお散歩へ。

次回はちょっと閑話休題。

お散歩で行った道教のお寺が興味深かったので、台湾文化に触れるひとコマとして
ご紹介したいと思いますのでお楽しみに!

Slowマルシェに出る聞香堂はコダワリのカタマリ!

台湾烏龍茶仕入れ旅行記5 山の上のお茶問屋(休憩)

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